ハンブルグ第96回ライオンズクラブ国際大会と語学教育
L石川愼二
私にとって今回のハンブルグ第96回ライオンズクラブ国際大会はホノルル、インジアナポリス、ボストン、シカゴ、シドニーに続き6回目です。
私は、常陸太田クラブの兄夫妻とともに私共夫婦のプライベート旅行で参加させて頂きました。ドイツ国内の交通手段はDB(ドイツバーン、ドイツ鉄道)とタクシー、路面電車などを利用しました。訪れたところは、フランクフルト、ケルン、ハンブルグ、リューベック、ベルリンなどでした。
国際大会が行われタハンブルグ(人口175万人)というところはドイツの北側北海に接しエルベ河口から100kmほど入った国際的貿易港です。
中世のハンザ同盟(13世紀~16世紀にかけて北欧商業圏を支配した北ドイツの都市同盟)の中核自由都市としてリューベックと共に繁栄し、その外観繁栄ぶりをそこかしこに今に伝えています。
今回の世界大会は全世界から1万5千有余のメンバーが参集し盛大に行われました。
ハンブルグ第96回LC国際大会は日本から国際第2会長排出する大変重要な大会でした。
日本から34年ぶり、2人目の国際会長の誕生の関門になっています。
334MD元国際理事山田實紘Lがその人でした。
今回の大会で山田實紘Lはその国際第2会長になり、いよいよ近年晴れて国際会長に登壇いたします。
ライオンズクラブが誕生して96年(1917年)、日本に誕生して61年(1952年)です。
日本ライオンズクラブのメンバー数は米国、インドに次いで世界三位、LCIFはトップランキングだそうです。
そう言った背景での日本人国際会長は60年間に2人です。10年に1人位の輩出は総合的考えてに当然のことと思います。
なぜそう言った事になぜならないのかと、つね日頃考えております。
その原因は、日本人の国際感覚と言葉にあるのではないかと思われます。
つまり英語力会話力の不足にあると思います。
そこで提案があります。
これからの日本人は外国との経済文化交流なくしてはなっていけません。今までの語学教育はペーパー中心で文法、リーディング、ライティング、入試が中心でした。中学3年、高校3年、大学4年、計10年毎日のように英語を勉強してきましたが、会話が良くできない教育を受けて参りました。日本に在住するパキスタンなどのアジアの人々は半年くらいで日本語を操りビジネスをしています。
オーラル コミニュケーションがプライオリティートップにすべきと考えるのです。
これらのことに我々ライオンズクラブは何か寄与協力出来ないものか検討をお願いしたいと考えているのですが・・・